突然ですがPMS（月経前症候群）の存在を、
もし若い頃から知っていたら離婚しなかっただろうな…と思うぐらい
ホルモンバランスに振り回されていただぁー子です。
今現在、自分やパートナーの生理前の過剰な
イライラなどで喧嘩が絶えない・・・
という方には、是非とも最後まで読んでほしいなと思います。
原因不明のイライラがPMSだった
月の半分イライラしてる女なんて嫌だ！
私は昔から生理前１週間は、不調が続いて困り
果てていました。
ちなみに生理中も不快なので、
１ヶ月の半分は機嫌が悪い状態・・・。
でもそれって学生の頃は当然だって思って
いませんでしたか？
生理前は胸の張りや下腹部のハリが気になるし
お腹がぽっこり。
精神的には理由も分からずにイライラしてしまい
気がつけば周りにとんでもない八つ当たりをしていた記憶があります。
ひどくなったのたぶん20歳くらいだった
気がします。
周りにも同じような子はいたし、仕方のないこと（月の満ち欠けと同じくらい）
自然なことだと思って、やり過ごしていました。
結婚＆出産してからさらに酷くなる
23歳で長男を出産し、子育てをするようになるとさらに母親としての勘が働くのか、
イライラに謎の勘の良さがプラスされました。
もともとHSP気質なので当然と言えばそうなのですが、
直感が当たりまくってしまう日々。
主には嫌な直感ね
普段なら聞き流せるちょっとした言葉が
許せなかったり
もはや、自分が自分じゃないような気もするんです。
しかし1ヶ月の半分がそんなんじゃ、
どっちが本当の私・・・？って疑問も。
通常は月経前の１週間が酷くて、生理が始まって
しまうと落ち着く方が多いと聞きます。
しかし私は生理が始まっても生理中は思うように
身軽に身体が動かない
（ずっしり重たく感じる）ということもあり
生理の後半までそんな状態が続いていました。
生理の期間も個人差があり、3日程度と
軽い人もいれば私のように
１週間ダラダラと続く
（特に２・３日目は尋常じゃない出血）となると
たとえPMSではなかったとしても
気が滅入りますよね・・・。
メインは心の不調
もともと気にしすぎ体質（HSP）なので
メンタル弱子です。
なので一言で心の不調なんて言葉では
片付けられない症状が出ます。
- 普段は大して気にならないことが妙に気になる
- 何か話しかけられても、喧嘩を売られているように思える
- 自分で自分の感情がコントロールできず怒鳴ったり泣いたりする
これだけ読んだら完全に病気の人みたいに
思えますが、
全部、生理前だから仕方のないことだと
諦めていました。
”無知ほど恐ろしいものはない”とは、
まさにこのことです。
私、危険です!
生理前だからイライラしてて、地雷を踏まないように気をつけてね
と家族に注意は促していました。
しかし、何が地雷かって、全部なんですw
男性が読んでいてくれたら、こんな事ある？
とさぞかし驚くのではないでしょうか？
女性なら、あれ？私もPMSか？？と疑問を感じるかも知れませんね。
これがふと知り合いに相談したことから
PMSと発覚。
ちゃんとした病気なら自分でコントロールできる
はずもなく、納得して婦人科を受診しました。
婦人科受診
35歳で初めてピルに辿り着く
私が婦人科の門を叩いたのは、離婚した後。
子供達に当たり散らすのを何とかやめたいと思い
レディースクリニックに行き
今までの経緯を話しました。
結構ひどいPMSだね。
低容量ピル飲んでみる？
と聞かれ、藁にも縋る思いで「お願いします」
と言い処方してもらいました。
もちろんこれだけの症状があれば、保険適用なので安心してね
低用量ピルの効果
- 生理前イライラ（PMS）の解消
- 生理痛の緩和
- 生理中の出血の緩和
- 生理周期の安定
- 子宮内膜症の改善
- PMDD(月経前不快気分障害の治療
薬で何とかなるならば
金払ってでも何とかしたい！
と強く望むほど酷いのがPMSやPMDDです。
PMDDは知っていますか
PMSの中でもとくにココロの症状が重く、日常生活や社会生活に非常に大きな支障をきたすものは
月経前不快気分障害＝PMDDとよばれます。
これはPMSと異なる病気ではなく
「PMSの重症タイプ」と考えられています。
精神医学の診断上は「うつ病関連疾患の特殊な
もの」ととらえられており、
おもに精神科や心療内科で治療されます。
レディースクリニックでPMDDと診断された場合は精神科・心療内科に紹介されたり、
そちらと連携して治療をされたりすることもあります。
私、絶対PMDDだったよね・・・
低用量ピルは種類が豊富
私が飲み始めたのは「ヤーズ」
低用量ピルにも、もちろんいくつか種類があります。
私はその中でも「ヤーズ」というものを1番最初に試しました。
いくつか種類がある中で、自分に合いそうなものを先生と相談。
忘れっぽいから２１錠で1週間休薬するタイプは向いていないとか
もともと生理前のむくみの痛みで夜中に目が覚めるほどむくむという細かいことまで
聞いてもらい、結果的に『ヤーズ』から試そうという話になりました。
そして、必ずといっても過言ではないくらい副作用があるので、
最初は1ヶ月分だけ処方してもらいました。
ヤーズの服用方法
28錠(うち4錠がプラセボ錠)で、
１シートなくなったら次のシートにいき、
毎日１錠ずつ飲み続けるタイプなので、
ADHD傾向が強くても分かりやすいです。
ヤーズフレックスの登場で人生が驚くほど楽に！
24日飲んで、4日の偽薬の時に少しズレた
タイミングで生理が来るのが「ヤーズ」でしたが
そうすると、結局イライラなどは減るものの、
毎月生理が来ることには変わりありません。
そして「ヤーズフレックス」が登場した時に、
主治医から
「ヤーズフレックス」試す？
と提案がありました。
最大で120日まで連続して服用することが可能になり、
服用している間は基本的に生理が来ないので、
連続服用することで生理の頻度を減らすことができます。
そればかりか、28～120日の間であればいつでも休薬して月経を起こすことができるため、
大切な予定に生理が重ならないように月経を調整
することも可能です。
もう、この辺から私のホルモン
人生が完璧にw
単純計算して、年に4回の生理でOKなんです！
飲み始めの曜日を自分で貼れるシールがあるので、たぶん普通の人は平気だと思います。
が、しかーし、万が一飲み忘れたと気づいた時は気づいた時点ですぐに飲むように
言われています。
朝起きて手指が浮腫んでいるときは飲み忘れていないか確認しています。
たまに、ちゃんと飲み忘れて朝に服用しますが、
ギリギリ許される範囲です（笑）
超低用量ピルの副作用
- 飲み始めに不正出血が起こることがある。
- 太ると言われている
- 慣れるまで、頭痛や吐き気を感じることがある
- 40歳以上でタバコを吸う人はだめ
- 血栓症のリスクがある
血栓のリスクは本当に深刻らしく、基本的には
40歳以上には処方しない医師が多いです。
また、ホルモンバランスを薬で調整しているので
年に1回の血液検査や子宮がんの検査なども必須になります。
私も44歳になるまでと約束されていたので、
主治医からもうリスクが怖くて出せないから
ディナゲストという薬を提案されました。
しかしディナゲストは血栓のリスクはないけど、不正出血がダラダラ続く可能性があるらしく
ホットヨガ生活の私にはちょっと向いていないという結論に至り、
”完全に健康体なら閉経まで低用量ピルを出してくれる”という
病院を探し、現在はそこで３ヶ月ごとに処方してもらっています。
体重や血圧にちょっとでも異常があったら処方してもらえないので、
やっぱり健康体は何より大事だなと感謝。
ピルに対する誤解
ピルというと避妊薬と誤解されている現状もあるので一応書いておこうと思います。
確かに服用中は妊娠しづらくはなっていますが100％ではありません。
また、避妊用として作られているわけではないので、
子宮内膜症やPMSなどでピルを飲んでいても
ちゃんと避妊しないと万が一の時に
大変なことになりますので
男性も女性も誤解のないようにお願いします。
自制が効かないと思う人はぜひ受診を
通常なら、イライラすることがあっても、
多少の自制心が働き
日常生活には差し支えありません。
しかし日常生活に問題が出てくるほど・・・
となると、
1度は婦人科を受診して他に何も病気がないか、
またPMS等に該当するのかを
相談した方が、長い人生を毎月苦しまないために
重要かなと考えています。
婦人科受診って結構抵抗があるんですよね・・・。
私は金で買えるもんは
金で何とかする派
レーシックとか脱毛とか、PMSとか（笑）
稼がないとー！
40代で低容量ピルを飲んでる人は
かなり少ないと思うので、
質問などがあったらTwitterのリプで受付ます。
悩むくらいならオンライン受診で気軽に
現在２つのクリニックがオンライン診療で低容量ピルの処方をしてくれます。
この２つのクリニックがオンライン診療に力を入れています。
ルサンククリニックの方は私が愛用している
ヤーズフレックスまで取り扱いがありますね。
どちらも年中無休でネットから予約ができます。
産婦人科に行って診察台の上がり超音波や子宮内の健診を受けたくない方は
まずオンラインで相談してみてくださいね
